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この記事は、大企業で働く2児の母で、パラレルキャリアコミュニティThink In Moveを主宰する

浜本晴菜さんがnoteに執筆した育休インターン日記を転載したものです。

これまでの記事を読んでいない方はこちらから↓

【育休インターン体験記①】大企業社員が育休中に子連れインターン。ママが越境学習で得るものとは?

子育てと仕事の狭間で……

前回は子どもを一時保育に預けて出社したことを書いたのですが、その後、打ち合わせで詰めたことをまとめたい!動きたい!集中して作業したい!という気持ちとは裏腹に、息子は日に日にパワーアップしていき、昼寝も細切れで、抱っこしながらなので、まとまった作業時間がとれずにいました。

“男の子あるある”なのかは分かりませんが、6ヶ月を過ぎたあたりから後追いっぽい甘えがすごくて、起きている間は常に側にいないと泣きます。可愛いな~という気持ちと、いやいやいや何にもできない!!!という気持ちに挟まれている今日この頃です。

復帰後のシュミレーションを開始!

ママボランを始め、パラレルキャリアでも色々やりたいことが山積みの私は、日々スケジュール調整やタスク管理に追われていますが、「一体復帰したらどうなるんだろう?」と最近よく考えています。

子どもが一人だった時は、正直、力業で何とかやっていました。夜8時半まで開園している認証保育園に通っていたので、急な残業の場合は当日の延長も可能、午後4時までに連絡すれば夜ご飯まで出してくれました。感染症にかかった場合は夫と交代で休んで、それでも回せなければ都内に住んでいる義母を招集していましたが、なるべく夫婦間で完結するよう心がけていたように思います。

でも子どもが2人ともなると、夫婦2人の気合だけでは回していけません。子どもが2人以上いて、フルタイムで働いているママたちに話を聞くと、必ず出てくる3ワードが「巻き込む」「頼る」「手を抜く」です。仕事、家庭ともに、いかにサポーターを作っておくかが、自分らしく楽しく働き続けるためのカギらしい……ということで、いかにスムーズに復帰して2人育児とフルタイム勤務(とあわよくばパラレルキャリアとその他諸々の自分のやりたいこと)を両立していけるかのシミュレーションを復帰半年前にして開始しました。

仕事×育児を両立するコツ①:「巻き込む」

両立3ワードに沿って、私が今取り組んでいることをご紹介します。

まず「巻き込む」ですが、これは最大の育児パートナーであり、家庭の共同経営者である夫に、私の働くことについてのスタンスを理解してもらい、復帰後は家事・育児ともにフィフティーフィフティーの完全平等分担制に持ち込むことから始まります。

幸い私の夫は、家事・育児力ともに私を優に上回っているのであまり心配はしていないのですが、育休中はどうしても私の負担の方が大きくなってしまうので、それに慣れさせないようには意識しています(笑)。

我が家では割と頻度高く仕事や働き方の話をしています。普通の夫婦の会話の中に仕事をあえて持ち込むことで、お互いのことをより尊敬し合えるし、苦労も分かち合えるのかなと感じています。

そして育休中でも会社の上司に定期的に連絡を取り、復帰後の働き方について自分の希望を伝えるようにしています。こういう話は復帰してから「じゃあどんな感じで働こうか~?」では遅いと思っていて、育休中から会社を巻き込み自分のやりたいことや、理想の働き方を共有しておくことで、復帰後のギャップや浦島太郎現象が回避されると思っています。

育休中にベンチャー企業でボランティアをしていることも会社には伝えていて、その経験を持ち帰り、働き方の変革やダイバーシティー推進など社内の取り組みにも活かしたい旨を話しています。自分の興味本位で始めたことも、せっかくならその経験を最大限活かすために会社を巻き込もうと企んでいます。

仕事×育児を両立するコツ②:「頼る」

次に「頼る」ですが、ここは今回の育休でとことん力を入れていこうと思っています。育休中のくせに家事、育児を外部に頼ることは、かなりハードルが高いことだと思うのですが、復帰してから頼ろうと思っても日々の忙しさや時間のなさの中で、調べて、決めて、申し込むというプロセスが面倒くさくて結局動けなくなってしまいます。

家事、育児のアウトソーシングは、自分のストレス軽減のための投資だと思っているので積極的に取り入れていきたいです。ママのストレス軽減が、結局回り回って子どものため、家族のためになるのでそこにお金を払っていると思えば惜しくないですよね!

今取り組んでいるのは、ベビーシッターとファミリーサポートの活用。ベビーシッターはママボランの特典で月に1万円分の補助券が支給されるのでありがたく使わせて頂いています。最寄り駅在住のシッターさんが見つかったので、指名で頼んでいて2~3時間自宅で預けて、近くのカフェで集中してインターン業務やパラレルキャリアに取り組むことでリフレッシュしています。

ファミリーサポートは育休中に色んな人を試して相性の良い人を見つけておいて、復帰したら定期でお願いしようと思っています。週に1日でも「お迎えに行かなくていい日」があると、夫婦ともに仕事のバッファーとしても使えるという戦略です。下の子も、育休中に色んな人に預けて他者と関わりに慣れておくことで、保育園デビューもスムーズになるのでは?!という期待も込めています。

仕事×育児を両立するコツ③:「手を抜く」

最後に「手を抜く」。これは今更頑張らなくても、日々やっていることなのですが(汗)……、手を抜く=悪いことや恥ずかしいことではなく、家族が円満に暮らすために必要なこと、という意識は強めていきたいです。

私は料理が得意でも好きでもないので、そこに労力はかけたくありませんが、毎日美味しくて健康に良いものは食べたいし、子どもたちにも食べさせたいという気持ちはあります。

今は働く女性も増えたので、「時短」や「手間なし」みたいな切り口のサービスが当たり前になってきたのはとてもありがたいです。我が家もパルシステムのミールキットや冷凍のお惣菜などにはかなり助けられています。6ヶ月の息子の離乳食も今のところ全てパルシステムの冷凍裏ごし野菜と、市販のフリーズドライやレトルトです。私が野菜を刻んで、茹でて、裏ごしして、洗い物とイライラをたんまり溜め込むよりも、チンして1分でできる離乳食をニコニコと食べさせる方が息子に良いと思っているからです。

今の便利な世の中で子育てができているのはとてもありがたいですし、これからも手が抜ける部分はどんどん抜いて、子どもとのコミュニケーションや自分の息抜きに時間を回していきたいと思います。

会社の中でも外でも「自分らしく働く」ために

前回の記事でも書きましたが、私が目指しているのは「会社の中でも外でも自分らしく働くこと」

具体的にいうと、私の考える自分らしい働き方とは、

①時間や場所、環境に縛られずに、自分の裁量で自由に働くこと

②働く上での選択肢を多く持ち、状況に応じてすぐに判断できるブレない軸を持つこと

です。

選択肢を多く持つ、という点では会社員とフリーランス(パラレルキャリア)の両軸で働き続けたいですし、その中でいかに自由な働き方をするか、自分自身が実験台となり模索していきたいと思っています。

そんなことを考えている時にふと思い出したことがありました。

私は、子どもを生む前は妊娠出産=キャリアの崩壊だと思っていて、すごく怖かったんです。仕事大好き人間ゆえに、会社から離れて遅れをとるのが怖くてなかなか子どもを持つことに踏み切れませんでした。

でも1人目の産休育休中もパラレルキャリアを続けて、2人目の育休はママボランと出会いベンチャー企業でのボランティアに挑戦して、会社でずっと働き続けているよりもキャリアアップできているような感覚です。今回の育休中はブランクを感じるどころか、フルタイムで働いていた頃より忙しくて一日24時間じゃ足りないくらいです。

「育休を活用できるコミュニティ」を作りたい

ママボランを始め、プロボノ、コミュニティー運営、育休MBAなど今の時代は育休中の選択肢ってたくさんあるのに、それを知らずになんとなく育休を過ごして、なんとなく復帰して、マミートラックに陥ってしまったり、これからのキャリアに悩む。でも子どもがいるから環境を変えられないという状況ってすごくもったいないと思うんです。

あくまで仕事が好きで、育休を活かしてキャリアアップしたい、本業ではできない経験をしたいという意思のある人であることが前提かもしれませんが、育休を活用できる情報が会社から提供されたり、育休を有意義に過ごした先輩ママの話が聞ける場が産休育休に入る前にあったら良いのにと感じました。

「何となく育休を過ごしたくない」と思っている人にとっては、有意義な育休を過ごしているママとの繋がりはニーズがあると思うので、会社の中でも産休前の女性社員と、育休明けで働いているママとのコミュニティーを作りたいなと思っています。

という感じで、復帰したらやりたいこともぽつぽつと出てきたので、来春以降もやりたいことはあえて絞らずに可能な限りパラレルなキャリアを歩んでいきたいです。そのための準備は、育休をフル活用し、半年がかりで体制を整えていこうと思います。

>つづく(次回は1/11に公開予定です)

NPO法人二枚目の名刺×TIMサロン×ママボランで実施したイベント「#わたしのパラレルキャリア」のレポートもCHECK!!

自分らしく働くことを諦めない「わたしのパラレルキャリア」の築き方【前編】

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浜本 晴菜
1989年生まれ。会社員としてパッケージの企画・デザインのディレクターをしながら、パラレルキャリアで「コンセプトストーリープランナー」を名乗り、人・モノ・コト・場所や空間などが持つ”想い”を、ターゲットに的確に届けるための言葉づくりを提案している。 プライベートでは2児の母。育児をしながらも、本業・パラレルキャリアでやりたいことに挑戦し続けることで、世の中の働くママたちの背中を少しでも押したいという想いで、働く女性が繋がり自分らしい働き方をを考えるイベントなどを企画している。 https://note.mu/conceptstory