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この記事は、大企業で働く2児の母で、パラレルキャリアコミュニティThink In Moveを主宰する

浜本晴菜さんがnoteに執筆した育休インターン日記を転載したものです。

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【育休インターン体験記①】大企業社員が育休中に子連れインターン。ママが越境学習で得るものとは?

一番初めにママボランのSUP(Start Up Program)を受講したときは2ヵ月だった息子もあっという間にハーフバースデーを迎えました。どこに行くにもエルゴの中ですやすや寝てばかりだったのに、いつのまにか寝返りをマスターし、常にじたばた動き回り、最近のブームは「えび反りしながら叫ぶ」。こ、これが男子か……とこれからの成長が楽しみなような、怖いような、複雑な親心です。

日中も息子が起きている間はなかなか作業時間を確保するのが難しくなってきて、息子を連れての打ち合わせも上記のブームのおかげでハードルが高くなってきました。でもそこを何とかやりくりして、遊ぶときは遊ぶ!疲れさせてすかさず授乳!からの入眠!と自分の時間を捻出する術を色々と持ち合わせているのは二児の母の余裕というやつでしょうか。

また、わんぱくな息子の相手をしながらのボランティア活動をする上で、ママボランの両立サポートのベビーシッターチケットや、区の一時保育などにも助けられています。職場復帰は来春の予定ですが、育休中から色んな外部のサポートを試して、親子共に慣れておくことも復帰後のスムーズな両立に繋がると感じます

さて、ボランティア先での活動は最短期間の2ヶ月の中間地点に立ちました。

業務もちょうど中間報告のポイントなので、先日3週間ぶりに出社をしました。今回のコラムでは、ボランティア本格始動から1ヶ月の感想と、初めての子なし出社?!について書いてみようと思います。

※ボランティア先:スパインラボという田町にあるITベンチャー企業で、保育園の業務支援システムと連絡帳アプリの「コドモン」を作っている会社です。

育休インターンを1ヶ月やってみて

ママボランを通しての最短活動期間は2ヶ月です。

まずはどんな職場でも2ヶ月働いてみたら人となりが分かるし、仕事をする上でも動き方やアウトプットの質みたいなものは見えてくると思います。私も最初は「まず2ヶ月働いてみて考えよう!」くらいの気持ちでスタートしました。せっかくの機会なので、育休中に複数社ボランティアを経験してみてもいいかなとも思っていました。

でも1ヶ月間スパインラボで働かせてもらって感じるのは「すごくおもしろい」の一言です。

業務内容が保育園を支援すること、その先の保育士さん、保護者、そして子どもたちのためになることなので、とてもやりがいがあります。自分自身の母親としての視点がかなり活かせますし、今ない仕組みやコンテンツを考える業務は、7年間本業で企画職として培ってきたノウハウも活かせます。大企業の中では抑圧されがちな「主体性」もベンチャー企業の中では一番求められる要素だと感じています。指示を待つのではなく、課題に対しての解決策を自分で考え、動いてみることが本当におもしろくて、水を得た魚のようにイキイキと働かせてもらっています。

ボランティア中のミッションに対して提案している施策も、もともとは「2ヶ月でアウトプットまで完結すること」という条件で出していたのですが、どんどんやりたいことが出てきてしまってとても2ヶ月では終わりそうになく、延長確定です!

子どもを一時保育に預けてみたら……

さて、2ヶ月の折り返し地点ということで、1つの制作物の中間共有をするために3週間ぶりに出社したのですが、わんぱく息子を一時保育に預けてみました! 上の子は10ヶ月で保育園に入るまでは一度もベビーシッターにすら預けたことがなかったのですが、何のためらいもなく預けられるのは二人目の宿命ですね。

スパインラボから徒歩5分のところに港区の子育て広場があり、その中の一時保育は区外の人でも4時間2500円で利用することができます。ベビーシッターに比べたら破格! 自宅からスパインラボがある田町までも電車で30分かかるので、住んでいる区で預けるよりも利用時間が長くとれるのが決め手でした。

区が運営する施設なので、申込はFAXか来館で……というびっくり仰天なアナログさでしたが、出社の度に足を運びようやく予約が取れました。乳児を預ける場合、オムツや着替えも多く、一時保育なのに全てに名前を書かなければいけなくて、準備の時点で発狂しそうになりましたが、何とかIKEAの大きい袋に荷物を詰め込み、朝8時に通勤ラッシュの波に飲まれつつも田町到着! 預ける直前に授乳をして、何も知らない息子はキョトンとした顔で保育士さんに連れていかれました。

ちょっと切ない気持ちもあったものの、2秒後には切り替えて身軽さにソワソワしつつ、会社近くのカフェでゆっくりモーニングをしながら作業を進めたり、タスク消化をして、10時にスパインラボに出社!

浮足立っている私を見て、社員さんにも「身軽ですね!」と笑われました。でも身軽なのは身体だけじゃありませんでしたよ、もうね、思考が超快適!! 子どものことを気にせず集中してブレストができるってこんなに楽しかったんだ、仕事最高!!!ってなりました。

息子を抱っこしながらでも打ち合わせはできるんですが、「重いな」とか「オムツ大丈夫かな?」とか「あとどれくらいで起きちゃうかな……あ、やばいモゾモゾし始めた」とか雑念が多すぎて、頭が上手く回りません。思い切って預けてよかった~と心底感じた打ち合わせでした。

仕事は育児のリフレッシュ!?

今進めているプロジェクトの中で、色々とあんなことやりたい、こんなことやりたいっていうアイディアが出てきて、それを「じゃあどうやってやる?」っていう部分をあーでもないこーでもないとブレストしたのですが、本当に楽しすぎてあっという間に2時間が経っていました。

スパインラボが持っている保育園との繋がりという強みを活かして、今までにない新しい取り組みの提案ができそうで、ブレスト中色々と書き殴ったメモを見ながらワクワクが止まりませんでした。いつもより1時間早く起きて、通勤ラッシュの満員電車に大荷物と赤ちゃん背負って乗って、2時間ガッツリ打ち合わせをして、「本当にまだ午前中かな?」と思う程の疲労感でしたが、なぜかふわふわと心地よいハイ状態で、お迎えに走る足取りも軽かったです。

育休中のママにとって(私だけかもしれませんが……)仕事は育児のリフレッシュになるのかもしれません。ジムで走りこんだり、プールで泳いだりした後の爽快な疲労感と似た感覚でした

働き方と働く意義の再確認

ママボランを通して痛感しているのは、とにかく私は仕事好きだってことです。

子どもは可愛いし、癒されるし、この上なく大切な存在なんですが、私はどう頑張っても「仕事セーブして育児に専念しよう」という発想になりません。もちろん子どもは第一優先だし、そのために今後の柔軟な働き方を模索中ではあるのですが、働き方のために仕事のウエイトを落とすこと(時短にする・裁量が減る・働き方は自由でも興味のない業種や職種に転職するなど)は考えていません。

生涯ワクワク仕事をしていたい、新しいモノコトを生みだしていたい、価値を作り伝え続けていきたい、そんなことを強く思いました。自分の中の働くことに対する信念に気付けたこともママボランの大きな収穫の一つです。きっとなんとなく育休を過ごしていたら、そのままなんとなく復帰して、仕事に追われる日々をまた過ごしていたのかもなあと思います。

会社の内外で活躍し、自分らしく働きたい!

ママボランを通して知り合った方が立ち上げた育休中のママたちのコミュニティーに参加しているのですが、そこではみんな育休中のテーマを設定しています。なんとなく育休を過ごすのではなく、育休中だからこそ達成したいことを考え、それをテーマに掲げて達成するためのアクションを考え、実践していくためのコミュニティーです。

私が設定した育休テーマは「会社の中でも外でも、自分らしく働くための準備期間」です。会社員として働き続けるか、働き方重視で転職するか、独立するか、今後のキャリアで悩んでいた時期もあったのですが、今は全部ひっくるめて場所や条件にとらわれずに「自分らしい働き方」を会社の中でも外でも実現できるようになろう、という気持ちに至りました。

会社員としても面白い仕事をしていきたいし、会社でできないことは外で実現できる自分で在りたいし、いつでも辞めてフリーで働けるような状態でもありたい。自分らしく働く、とは自分の裁量で働き方をコントロールできる状態にあるということなんだと感じます。そこを目指して、育休中はボランティアやコミュニティーの運営や活動、パラレルキャリアと、自分の強みを活かして育てられる場所で力をつけていきたいとメラメラ燃えています!

2018年ももうすぐ終わり。保活も本格的に始まり、年が明けたらあっというまに復帰の時期が近付いてきそうですが、あと半年を切った育休を後悔なく、自分らしく、楽しみ満喫したいと思います。ママボランでの学びや挑戦をこのコラムに残し、発信していくことも、私の育休ミッションのひとつとして最後まで取り組んでいきたいです。

つづく

NPO法人二枚目の名刺×TIMサロン×ママボランで実施したイベント「#わたしのパラレルキャリア」のレポートもCHECK!!

自分らしく働くことを諦めない「わたしのパラレルキャリア」の築き方【前編】

NPO法人二枚目の名刺×TIMサロンで行った、パラレルキャリア実践者へのアンケート結果をまとめた「無理せずパラレルキャリアを継続させるコツとは?」はコチラ!!

無理せずパラレルキャリアを継続させるコツとは?—パラレルキャリア実践者へのアンケートから—

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浜本 晴菜
1989年生まれ。会社員としてパッケージの企画・デザインのディレクターをしながら、パラレルキャリアで「コンセプトストーリープランナー」を名乗り、人・モノ・コト・場所や空間などが持つ”想い”を、ターゲットに的確に届けるための言葉づくりを提案している。 プライベートでは2児の母。育児をしながらも、本業・パラレルキャリアでやりたいことに挑戦し続けることで、世の中の働くママたちの背中を少しでも押したいという想いで、働く女性が繋がり自分らしい働き方をを考えるイベントなどを企画している。 https://note.mu/conceptstory