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この記事は、大手企業で働く2児の母で、パラレルキャリアコミュニティThink In Moveを主宰する浜本晴菜さんがnoteに執筆した育休インターン日記を転載したものです。

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大企業社員が育休中に子連れインターン。ママが越境学習で得るものとは?

私服&子連れで、インターン先の会社と面談

ママボランを介して育休インターン先のスパインラボからオファーがきた後は、初回面談の日程調整をします。

初回面談までは先方と直接やりとりではなく、ママボラン事務局を間に挟むのでちょっと時間がかかります。

面談日が決まったら、ママボランから面談に向けての心得をまとめた資料が送られてきます。

面談であって、面接ではないので硬くならなくていいよ~って内容です。
・私服OK
・子連れOK
・面談の流れ
・準備しておくといいこと
・面談で決めるべきこと
などが丁寧にまとめられています。

これは同じ資料がインターン先にも共有されているとのこと。
なんだか安心ですね!

「育休インターンへの期待と不安」へのアドバイス

面談に向けて参考になったのが「ボランティアへの期待と不安」について。

受け入れ企業側としてはママインターンを受け入れる上で期待も不安も多いはず。
経験や知見を活かして、新しい視点を得られる期待はあるけど、子育てしながらどこまでできるのか?どこまで任せていいのか?は不安ポイント。

インターン側(私)としても、部外者が社内の仕事に対してどこまで口出ししていいのか?できることは全部やりたいけど乳児と24時間一緒の中でどこまでできるのか……など不安はありました。

でもママボランからはこんなアドバイスが……
「お互い遠慮をしているとあっという間に活動期間が終わってしまいます。活動の目的や成果を確認しながら、ぜひ積極的に関わってください」
この言葉でちょっと気持ちが楽になりました。

できること、やりたいことを的確に伝えるのはもちろんですが、どんな風に働きたいのか、インターンを通して何を得たいのかをはっきり伝えて、積極的にコミュニケーションをとっていこう!と事前に心の準備ができました。

いざ!インターン先の会社へ

そしていよいよ初回面談!

面接ではないにしろ、企業を訪問して自分のことをアピールするなんて7年前の就活を思い出します。もう7年前?! リクルートスーツ着て全身黒づくめだった私も、立派に赤子背負ってますよ。

緊張しつつ10分前にはオフィス前に到着して、ビルのロビーで息子を寝かしつけ、約束の11時2分前にオフィスに足を踏み入れました。

インターン受け入れの担当者Tさんに会議室へ通されて息子を抱っこしたまま面談が始まります。クーラーがキンキンに効いていて快適……!

名刺交換をして、本業でやっていることを軽く話した後に、Tさんから「コドモン(インターン先が運営している保育園の業務効率化システム)」についての説明を受けます。事前にHPで予習をしてきたものの、すごく丁寧に説明して頂けてありがたい。色々質問させて頂いたり、和やかに話が進みます。

育休インターンの業務内容

そして、本題は私の業務内容について。

スパインラボは現在保育園の業務支援システムと連絡帳アプリ「コドモン」を運営していますが、保育園と関わる一環で園内の写真を販売するプラットフォーム「コドモンプリント」も持っています。

写真販売は保育園の業務支援同様もっと良くできるのに、あまり力を入れられていないという状況とのこと。

保育士さんが撮った保育園でのわが子の様子……見たいですよね、買いますよね?! 普段見られない姿だからこそ、保護者からの需要が高いのですが保育園としては忙しい中で均一に撮らなければいけない、顔をしっかり写さなければいけない、その写真のアップロード、集金、発注、郵送……かなりの業務負担になっているそうです。

わかるわかる。我が家は娘が10ヶ月のときから保育園にお世話になっていて無認可→認証→認証と現在の保育園で3園目ですが、写真販売に関しては毎回不満がありました。

販売サイトに大量にアップロードされた数ヶ月分の写真。ウォーターマークが入っていて解像度が低くて見づらい上に、膨大な量の中から我が子を見つけなければいけない……。

これは!という写真をオーダーするものの、忘れた頃に届くプリント写真はピントがズレてたり、ボケてたり……あれ、あのプルーフで見たときのトキメキはどこへやら、届いたプリント写真は棚の奥にしまいこまれて日の目を見ることはありません。

ちょっと視点が親に寄りすぎましたが、要は写真販売は保護者からの需要があり、保育園にとっても子どもの園生活を伝えられる良いサービスです。でも保育園側からも、保護者側からも不満が多い。

そこをもっとスムーズにする仕組みや、写真販売を加速させる施策を考えたいとのことでした。

でも、現状やる人がいないそうで、Tさんがニコニコと「やりませんか?」

お?わたし???

そんな大事そうなことまるっと、育休インターンに投げちゃっていいんかい?と戸惑いましたが、Tさん変わらず「ベンチャーっぽいでしょ!」

はい!!!

これがベンチャーの働き方ってやつなんですね! すごいです! 面白いです! やりたいです!!!!! この興奮を隠しきれていたか不安です。

育休インターン、業務開始!

そんなこんなで「ちょっと考えてみてね~」という感じで初回面談は終わり、その後お盆を挟んで2週間後に次は社長と1対1の面談でした。

2週間も空くのに何もしないのもな~と思い、Tさんに確認をとった上で私なりに準備をしていきました。

✓写真販売サービスにおける現状課題の整理
✓主要連絡帳アプリの写真関連機能差異比較表

を作って現状の課題と他社との差異が可視化できるようにしました。
これを作るのにひたすら連絡帳アプリや保育園の業務支援サービスを地道に調べました。
この作業は多少時間はかかりますが、一番最初にやることで業界全体が見えますし、競合分析がざっくりですが手っ取り早くできるのおすすめです。

あとは自分なりに考えた「こんなのあったらよくない?」的なアイディアを何個か持って行って社長の反応を見てみました。

社長はポーカーフェイスなのでリアクションが読みづらかったのですが、ユーザー目線で突っ走る私にビジネス目線で突っ込んで頂けて冷静になれました。その場で少しブレストさせて頂いたのですが、とっちらかったアイディアをまとめるスピードはすごかったです……べべベンチャー感(言いたいだけ)!

育休インターンの期間とゴール

さて、私のやる気はみなぎってますが、このインターンは最長でも6ヶ月。

まずは最短期間である2ヶ月ごとのゴールを決めてのスタートという決まりなので、その期間内にアウトプットまで完結できることをやりましょうという話に。

園の写真販売の中でも大きな課題なのが「保育士が子どもの写真を上手く撮れない/楽しんで撮れない」ということと、たびたび求められる「カメラマン派遣」の仕組みがないということ。

この2つの課題に対して、2ヶ月でできるアウトプットを考えてアクションプランに落とし込むことになりました。

というわけで、私のミッションは
①写真販売を加速させるコンテンツ作り
②カメラマン派遣の仕組み作り
に決定!

今のままでも十分役に立つサービスではありますが、外からの目線、そして保育園に子どもを預ける保護者の目線から改善することで更に良くしていくお手伝いをしていきます!

ミッションは決まったものの、まずは2ヶ月で何がどこまでできるか?が次の課題です。

次回はこのミッションに対するアクションプランと2ヶ月のスケジュールを持って再度社長アポの巻です~どうぞお楽しみに!

>つづく(次回は11/30に公開予定です)

NPO法人二枚目の名刺×TIMサロン×ママボランで実施したイベント「#わたしのパラレルキャリア」のレポートもCHECK!!

自分らしく働くことを諦めない「わたしのパラレルキャリア」の築き方【前編】

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浜本 晴菜
1989年生まれ。会社員としてパッケージの企画・デザインのディレクターをしながら、パラレルキャリアで「コンセプトストーリープランナー」を名乗り、人・モノ・コト・場所や空間などが持つ”想い”を、ターゲットに的確に届けるための言葉づくりを提案している。 プライベートでは2児の母。育児をしながらも、本業・パラレルキャリアでやりたいことに挑戦し続けることで、世の中の働くママたちの背中を少しでも押したいという想いで、働く女性が繋がり自分らしい働き方をを考えるイベントなどを企画している。 https://note.mu/conceptstory